━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  MEDiPlaza Mail ━━ NO.40 2005−2−11 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、過去にMEDiPlazaにご来場いただいた方や、MEDiPlaza のホームページから購読申込をしていただいた方々に、無料でお届けするもの です。 ================================================================= このメールマガジンの発行元は… http://www.medi-plaza.com/ このメールマガジンに関するお問合せは…info@medi-plaza.com このメールマガジンの送信先変更/停止方法については文末をご覧ください。 メールマガジンのバックナンバー閲覧用パスワード…「denkaru」 =================================================================             【CONTENTS】 1.電子カルテイベント情報 ―2月開催― 2.教えて! メディプラ先生   Q1)他院からの紹介状をスキャナーで電子カルテに取り込んだ場合は、      紙の紹介状は捨ててもいいのですか?    Q2)電子カルテで使用するパソコンに、自分で使うその他のソフトを インストールして使用することはできますか? 3.IT政策ニュース   ・標準的電子カルテ推進委員会で各班から現況報告 ■電子カルテイベント情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【電子カルテセミナー(入門編)2月開催のお知らせ】   〜まだ間に合います。是非お申し込みください〜 「電子カルテの導入はまだ先だけれど今のうちから電子カルテについて基礎的 な勉強をしておきたい」というご要望にお応えして、MEDiPlazaでは毎月、電子 カルテセミナー(入門編)を開催しています。 診療所向け電子カルテのすべてを理解しているMEDiPlazaのチーフアドバイザー が、電子カルテの仕組みや電子カルテ選定の際の注意点、診療所のトータルIT 化戦略の具体策などについて、実際の電子カルテの画面などもお見せしながら、 分かりやすく解説いたします。 国内で販売されている大半の電子カルテを常設展示しているMEDiPlazaだから こそできるセミナー内容で、これから電子カルテを買おうとお考えの方には絶対 役立ちます!! 是非お気軽にご参加ください。 (MEDiPlaza東京 開催) ---------------------------------------------------------------------- □ 日時:2月24日(木)18:00〜(1時間30分程度) □ 場所:MEDiPlaza (東京都千代田区神田司町2-11-1 明治損保ビル1階) (地図)http://www.medi-plaza.com/about/map.html □ 定員:20名(開業医及び開業予定医師に限る) □ 講師:MEDiPlazaチーフアドバイザー 大西 大輔 □ 参加費:無料 ▼△▼△▼お申し込みはいますぐこちらから▼△▼△▼ TEL:03−5259−0010 Mail:info@medi-plaza.com (メールでのお申込みの場合は、参加者氏名、住所、電話番号、メールアドレス、 新規開業or既存開業を明記してお送りください。) ※会場スペースの関係で、定員に達し次第締め切らせていただきます。 お早めにお申込みください。 ■教えて! メディプラ先生 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MEDiPlazaに来場されたドクターから寄せられる様々な質問を毎回2つずつ ピックアップして、MEDiPlazaのアドバイザーがお答えするコーナーです。 Q1.他院からの紹介状をスキャナーで電子カルテに取り込んだ場合は、紙の 紹介状は捨ててもいいのですか?  ---------------------------------------------------------------------- A.まず、捨てても良いか、捨ててはいけないのかは、その文書が法定保存義 務のある書類なのか否かで判断されます。診療録に保存義務があることは、医 師法24条や保険医療養担当規則9条などに定められていますが、そこで言う ところの「診療録」が具体的に何を指すか正確には書かれていません。しかし、 厚労省の「診療に関する情報提供等の在り方に関する検討会」の報告書では、 診療録をカルテそのもののみならず、処方せん、手術記録、看護記録、検査所 見記録、エックス線写真、紹介状、退院した患者に係る入院期間中の診療経過 の要約、その他の診療の過程で患者の身体状況、病状、治療等について作成、 記録又は保存された書類、画像等の記録をいうものとしています。他院からの 紹介状も当然ながら法定保存義務のかかる診療録の一部と言えるでしょう。 従って、他院からの紹介状も法定期間は捨てられないということになるのですが、 厚労省の検討会が昨年まとめた「医療情報システムの安全管理に関するガイド ライン(案)」では、「電子カルテ等の運用で、診療の大部分が電子化された 状態で行われている場合で、他院からの診療情報提供書等の紙やフィルムによ る媒体がやむを得ない事情で生じる場合」については、スキャナでとったもの を原本として、紙の書類の方は破棄してよいという趣旨のことが書かれています。 しかし、スキャンによる情報の劣化が避けられないため、「電子化した上で、 もとの媒体も保存することは真正性・保存性の確保の観点からきわめて有効」 であるとし、実質的には紙も保存することを推奨しています。 同ガイドライン案によると、スキャンして原本の紙を破棄してしまう場合は、 運用規定を定め、読み取った文書に作業責任者の電子署名をするとともに、ス キャンした時刻を打刻することなど、諸々の規定が盛り込まれており、事実上 かなり困難な状況であると考えられます。 Q2.電子カルテで使用するパソコンに、自分で使うその他のソフトをインス トールして使用することはできますか? ---------------------------------------------------------------------- A.一般的に販売されている電子カルテは、多くの場合ハード込みで販売する か、あるいはお客様がハードを購入する場合であっても、パソコンメーカーや スペックを指定されることが多いようです。 電子カルテはそもそも、パソコンというハードウェアにソフトウェアをインス トールして使用するため、どうしてもソフトとハードの相性の問題が発生します。 そのため、各メーカーは、電子カルテを売り出す前に、必ずある特定のパソコン メーカーのPCに、自らのソフトウェアをインストールし、動作検証を行って います。電子カルテメーカーが、全てのパソコンと検証を行っていれば問題は ないのですが、パソコンメーカーが乱立する現状では、実質不可能ですので、 あえて「推奨機」という名目で、使用するパソコンメーカー特定しているのです。 電子カルテにトラブルが起こった場合に、それがソフトの不具合なのか、ハード の不具合なのか判断して対応するのが難しいケースもあるため、一般的には検証 済みのハードでなければ、責任をもってサポートすることができないとしている わけです。 そこまでしていても、電子カルテ以外のソフトをそのパソコンにインストール してしまうと、今度はソフト同士の相性の問題や、新しくインストールしたソフト とパソコンとの相性の問題などから、結局またトラブルの要因ができてしまいます。 そのため、ほとんどの電子カルテメーカーは電子カルテ以外のソフトをインストール することを禁止しています。 例外として、エクセルやワードについては、ほとんどのメーカーが許可している ようです。これは、最もポピュラーなビジネスソフトであり、ほとんどのメーカー が検証を行っているため可能となっているのです。ただし、中には電子カルテを 稼動させながら、エクセル等の他ソフトを起動させることを禁止しているメーカー もありますので、個別に確認が必要となります。 いずれにしても、電子カルテは医療機関における基幹業務システムであり、インタ ーネットを見たり、資料作成などの事務仕事をするためのシステムではないという 理解が必要だと思います。クライアント端末側には多少のソフトのインストールを 許可しているケースもありますが、実際にインストールした場合は自己責任という ことになりますので、慎重にすべきだと考えられます。 ■IT政策ニュース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【標準的電子カルテ推進委員会で各班から現況報告】 1月27日に厚生労働省の「標準的電子カルテ推進委員会」が開催された。こ の日は、各研究班から検討状況の報告があり、熊本大学医学部付属病院の高田 彰助教授からは、「関連組織・団体の有機的な連携体制の構築」と「共通の機 能に対応するソフトウェア部品の標準化」に関する研究について報告された。 関連組織・団体の有機的な連携体制の構築では、標準的電子カルテの推進基盤 として、産・官・学の枠組みで役割を明確にし、関連組織・団体の有機的な連 携体制の構築を図っていくとして、具体的な構築方法等について説明している。 共通の機能に対応するソフトウェア部品の標準化については、ソフトウェアを 部品化する際の課題として、@一般企業がソフトウェア部品を製造して提供す るような魅力的な市場の創造A製造されたソフトウェア部品を安心して使える 仕組みの創造―の2つを上げている。 また、東京大学大学院の山本隆一助教授からは、個人情報保護や医療情報シス テムの安全性といった事項について、「医療情報の規制緩和」や、「診療録の 電子保存」、「外部保存の容認通知」といった、個人情報保護に関連する法令 および通知等の整備状況が報告されると共に、医療情報システムの安全管理の ためのガイドラインが紹介されている。 (※関連資料はすべてMEDiPlazaで閲覧できます。) ━━━▼このメールマガジンをお知り合いに紹介してください!!▼━━━   このメールマガジンをお知り合いのドクターにご紹介いただければ幸い   です。下記のアドレスをお伝えください。このアドレスからメールマガ    ジンの購読手続きが簡単にできます。もちろん購読は無料です!   ⇒ http://www.medi-plaza.com/mail ================================================================= ▼本メールへそのまま返信されましても受付できませんのでご注意願います▼ ■購読停止については:http://www.medi-plaza.com/mail/teishi.html ■配信先の変更については:http://www.medi-plaza.com/mail/henkou.html 本メールの他者への転送並びに記事の複製・転載等を禁じます。 著作権はMEDiPlazaに帰属します。                     Copyright, 2005 MEDiPlaza